2026.06.14
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卒業生(石垣 隆弘 先生)からのメッセージ
私は2024年4月から2025年3月までの1年間、臨床留学として近畿大学病院心臓血管外科に所属しました。
所属医局で2023年からMICSを本格的に導入したこともあり、MICSに豊富な経験を持つ坂口元一教授、岡本一真先生(現・浜松医科大学教授)のもとで、より多くの症例を経験し、知識と技術を深めるため国内留学することになりました。
実際に留学してまず驚いたのは、MICSに対する施設全体の習熟度の高さでした。術前準備から手術、術後管理までが非常にシステマティックに行われており、多くの症例を見学・経験できただけでなく、トラブルシューティングやピットフォールについても実践的に学ぶことができました。また、学会発表やMICSワークショップへの参加機会をいただき、症例報告の執筆にも携わることができました。
MICSに限らず、開心術や大動脈手術など幅広い手術を経験できたことも大きな財産です。TEVAR指導医資格(2機種)を取得することができ、さらに「緊急症例を断らない」という施設方針のもと、大動脈解離や大動脈瘤破裂といった重症救急疾患の手術にも数多く関わり、執刀の機会もいただきました。
忙しい毎日ではありましたが、指導医の先生方をはじめ、同僚やスタッフの皆さんが非常に温かく接してくださり、充実した1年間を過ごすことができました。この留学で得た経験や出会いは、私にとって一生の財産です。
人事の都合もあり1年間という限られた期間でしたが、技術面だけでなく、チーム医療や手術に対する姿勢など多くのことを学ぶことができました。MICSをはじめ幅広い心臓血管外科診療を学びたい先生方には、ぜひおすすめしたい施設です。
